【2025年度カレンダ】最終値下げ：タイタニック号沈没直後に投函された絵葉書(1912年4月20日付)

「不沈船」「海に浮かぶ宮殿」と称され、人々の話題を一身に集めていた夢の豪華客船タイタニック号。処女航海の最中、1912年4月14日23時40分に氷山に衝突し、事故発生から2時間40分後の翌15日深夜2時20分、大西洋の深海に沈んでしまった悲劇は今なお世界中の人々に広く知られています。
1世紀以上に亘り塩水や海流、バクテリアによる金属の腐食が進んでおり、2030年頃には完全に消滅してしまうだろうとの事です。脆くなっているがゆえに引き揚げる事もできず、このまま北大西洋の冷たい深海で静かに朽ち果てていくのだと思うと、いっそう切なさ儚さを感じずにはいられません。そういった背景から、タイタニック号関連のアンティークは投機対象になりつつあるそうです。

今回の出品物は、1,500名以上の犠牲者を出し当時史上最悪と言われたこの海難事故を悼み投函された、当時のポストカード1枚です。沈没から僅か5日後の日付であり、まさに貴重な歴史の証人といえるでしょう。
112年前の非常に珍しい品で、折れ・褪色などの経年劣化もそれなりですが、今でも充分読む事ができます。以前、イギリスのコレクターの方から購入させて頂きました。
プライバシーに配慮し、住所・氏名・通信内容が記載された部分は画像加工アプリにて伏せております。画像上ではブルーの帯が入っていますが、もちろん実物には一切入っておりませんのでご安心下さい。

これ以上傷まないよう、触れる時は必ず白手袋を装着した上で慎重に取り扱い、普段はビニール袋や箱に入れて暗所に厳重保管しています。なお、当方は非喫煙者でペットは飼育しておりません。
筋金入りのタイタニックコレクターなので、コロナ禍さえなければ一生手元に置いておくつもりでしたが、この度放出する事を決めました。次の所有者様に大切にして頂ければ嬉しいです。

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