【2024年最新】 【売約済】アバド&ベルリン・フィル／チャイコフスキー:交響曲第5番、他

①ムソルグスキー:歌曲集「死の歌と踊り」
(オーケストレーション:ショスタコーヴィチ )
②チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 op.64

指揮:クラウディオ・アバド
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
アナトリー・コルチュガ(バス) ①
録音:1994年ライヴ

アバドはチャイコフスキーの5番をロンドン交響楽団、シカゴ交響楽団とも録音しており、これは3度目の録音になります。このベルリン・フィルとの録音は、ライヴならではの感興の盛り上がりが素晴らしく、オケも全開で応えています。指揮・演奏・録音、三拍子揃った名演で、ドヴォルザークの第8番と並んで、アバド&ベルリン・フィルのソニー録音の中では屈指の1枚です。①はこうしてカップリングになって初めて聴ける秘曲です。

チャイコフスキーの５番については名曲だけにさまざまな録音がありますが、ロシア系とは違い、颯爽と美しく奏でている名盤です。私的には最高の名盤と思っています。ソニーに録音した、このチャイコ５番・ドヴォルザーク８番・ベートーヴェン９番「合唱つき」この３枚はアバドとベルリンフィルの中でも屈指のものです。

ムラヴィンスキーや晩年のバーンスタインとは「肌温度」の異なるチャイコフスキー。強力なドライヴと透明なリリシズム。アバドの意図を着実に音に変換する卓越したオーケストラ。ただただ唖然とする音楽で埋め尽くされた５番だ。ロシアの土臭さもスラブ風の粘着性もない。寒風吹きすさぶ荒野もない。雲ひとつない蒼空のような世界に満ちている。精緻にして端正、それでいて構造的で力みなぎる演奏、そんな矛盾を超えた演奏だ。

国内盤、帯無し、盤面薄いすれありますが再生問題無し
ゴールド仕様 5

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